そうか、君はもういないのか

東レパンパシフィック・楽天オープンと終了し
とりあえずテニスがメディアに頻繁でしたが(まだ全日本もありますよー)
杉山選手が引退し、森上選手、岩淵選手、本村選手も引退するそうな・・・。
・・・かと思えば、伊達選手の大活躍があったり、クリスターズが全米優勝したり
エナンが復活するとか、しないとか・・・もういろんな方向に世代交代している。
なんだかなぁ・・・と戸惑うこの頃ですが・・・。

引退とは違いますが我がサンスポーツのマスコットガール上野コーチ
今月末で退社することになりました。
以前から福祉関係の仕事に興味を持っていた彼女ですが
そちらの方に行くことになりました。
急な話ではあったのですがこのご時勢、新卒の人でさえ就職難であるなか
希望する会社に声をかけてもらえたのだったら・・・ということで決定となりました。

10月はアルバイトコーチとして引継ぎを行っていますが
いつも居た時間にいないと寂しいもんです。
「おーい。上野、わりいけど、これフロントに渡しておいてくんない?」
「イエッサー。了解っす。」

無遠慮に頼む僕に嫌な顔ひとつ見せたことのない上野君のことです。
福祉でも立派に活躍するでしょう。
取り残された僕のほうは・・・
「おーい。上野・・・」
・・・と作家の城山三郎状態。著書「そうか、もう君は居ないのか」

初心者のスクール生だった彼女の運動神経に目を付けて
どんどんクラスを上げさせて、コーチにまでなって。
最後には県大会シングルスでベスト8に入って・・・。
わずか4年弱でよく頑張りました。
山は登ったら降りなければならない。いつまでも登ったまま降りてこないのは遭難という。
たしか精神学者ユングの言葉だったと思いますが
ひと山登りきった彼女にはまた新たな山にチャレンジしてほしいと思います。
ここ十数年、遭難中の私からの切なる願いです。

出直し・・・

お久しぶりです。
台風がまた来ていますね。直撃だけはかんべんです。

さて先日、茨城県ダブルスに出てまいりました。
なんとか予選免除の本戦ストレートインは出来たのですが
ここで負けると来年のシード権が危うい。
しっかり集中して頑張ろう・・・と
気合も入っていたのですが
前回同様、3回目で第1シードにぶつかるという
くじ運無きドロー。
運ではなく実力で勝利をもぎ取らねばならない状況。

頑張ったんですけどねぇ・・・。
またまた6−8ワンブレイクで惜敗・・・・くぅー。
ペアのZ君の調子が良かっただけに
足を引っ張りまくった自分が悔しいやら、情けないやら・・・。

その後、その第1シードが結局、優勝。
悔しさ倍増だぁ
来年、一から出直してまた這い上がります。

練習・練習・・・

台風の到来が頻繁です。
暑かった夏ももうおしまい。
朝夕は長袖じゃないと寒いくらいです。
18:00くらいには外がもう暗くって日の短さにちょっと驚かされる時もしばしば・・・。
秋・まっしぐらですね。

さて今回は前回言いかけたプロたちの練習風景です。
    ※・・・と言ってもプロの練習とはこうだと偉そうに大上段に構えたものでは
        ありません。僕が目にして面白かったもののお話です。あらかじめ・・・。

  コーチが上手すぎ オマエガデロヨ編

   その1 マイケル・チャン ・・・・古いなぁ、みんな知らないかも・・・。
 マイケルのコーチが実兄のカール・チャンであることは有名でしたが、この兄ちゃんが
 ウマイのナンノッテ・・・。マイケルと互角にラリーしていたかと思えば、アプローチで
 ネットに出てきたマイケルにパッシングショットの雨あられ・・・。
 首を傾げるマイケルに、兄ちゃんは
 「チェンジ・オブ・ペース・・・スピード・・・ナンチャラカンチャラ・・・・。」 
 ・・・とアドバイス。(たぶんペースを変えてアプローチショットを打てと言っていたのだと思う)
 「うん。わかったよ、兄ちゃん。」 
 マイケルはアプローチにスライスを混ぜたり、ライジングでヒットしたりいろいろ
 やるのですが、それでもスコン、スコンと抜かれてました。
 お兄ちゃんが試合に出ればいいのに・・・と思ってしまう光景でした。

   その2 イワン・レンドル(うーん・・・さらに古い、もはや伝説の人)
 当時のレンドルのコーチはトニーローチ氏。フェデラーやヒューイットのコーチとして
 今でも活躍中です。
 あの松岡修造選手がおもわず
 「下手だなぁ・・・。」
 とつぶやいてしまったほどボレーが苦手なレンドル。
 しかしどうしてもウィンブルドンのタイトルが欲しくて、ボレー対策に起用されたのが、
 このトニーローチ氏でした。
 無名の若手選手とボレー&ストロークでラリー練習。
 ボレーをするレンドルの後ろからトニーおじさんが、しきりになにかアドバイスしています。
 そのうち「ノーノーノー」と叫んだかと思うと
 「よう見とかんかい
 とレンドルを押しのけて自身でボレーを打ち出しました。
 イヤ、ウマイのナンノッテ・・・
 時折、「ユーアー・・・ナンチャラカンチャラ・・・」と
 レンドルのフォームを真似てみせるのですが、これまたそっくり。
 苦笑いのレンドル、「ウィンブルドンの時だけ、僕の代わりにでてくれないかい?」
 と頼んだとか頼まないとか・・・。

 おっかないコーチ編

 意外にもおっかなかったのがボブ・ブレッド
 松岡コーチと一緒に日本の高校生くらいのJrのコーチをしていたのですが
 疲れて足が止まってきたJrに対し、だんだん声が荒くなってきます。
 そのうち追えなくなって座り込んでしまったJrに
 「ヘイ・・・
 (聞き取り不能)
 そこへ松岡コーチがそっと彼に近づき
 「ここを乗り越えれるのが世界への道なんだ・・・とボブは言っているよ。」 と優しく通訳。
 いやいや松岡さん、どう見てもボブさんは
 「てめぇ、やる気がねぇんならやめちまえ 
 くらいのことは言っているよ。
 テレビでは熱い(暑い?)シーンの映像が多い松岡氏ですがこんな優しさもあるんですね。

 陽気な選手編

 ダブルスの世界ではウッディーズでその名を馳せたマーク・ウッドフォード選手。
 気難しそうな顔をしていますが、とっても陽気なオージーでした。
 ギャラリーが増えてくるとボレーボレーでいきなりボールを2つにしてラリーしてみせたり
 非利き腕(彼の場合は右手)でスマッシュを打って見せたり・・・
 (それについていけるコーチもたいしたもんだが・・・。)
 練習ボールをプレゼントしたり、気軽にサインにも応じてくれていて、とっても良い人でした。

 ハラハラドキドキ・・一触即発編

 とある日本人女子プレーヤー(名前は伏せます。困ったチャンとここでは呼びます。)
 と男性コーチが練習コートに入ってきました。
 試合に負けてしまったのか、二人ともテンションが低いです。
 コーチが球出しをして、サービスライン付近でのボレー練習を始めたのですが
 どうもしっくりこない様子・・・。
 そのうちコーチが
 「しっかり集中してトライしろよ。」 
 すると困ったチャンが
 「やってるしぃ・・・ 
 「全然できてないよ 
 「これ以上は無理だしぃ・・・  
 「じゃぁここまでの選手だってことだな。」 
 ポーンとラケットを 上に放り投げた困ったチャンは後ろを振り返ろうともせず、コートを
 出て行ってしまいました。
 後にポツンと残されたコーチは寂しく彼女の道具を片付けていました。
 ただ成り行きを見守るしかなかった僕は、せめてボール拾いくらい手伝ってあげたくて仕方無かっ たです。

 番外編

 名前すら分からない選手でしたが東南アジア系の男子プレイヤー。
 コーチと二人で練習コートに来たはいいのですが、ギャラリーが多いことにご機嫌。
 初っ端からかなりのハイテンション。
 スタンドプレーバリバリの練習?がスタートしました。
 背面打ちでラリーを続けたかと思えば(つなぐコーチもコーチだが・・・)
 サーブを2球いっぺんに打ったり(2つとも返そうとするコーチ・・・大丈夫か?)
 天まで届けといわんばかりのロブを打ったり(スマッシュしようとするコーチ・・・それでいいのか?)
 しまいにはなぜかは分かりませんが、それらが決まると
 「アキハバラー、アキハバラー・・・。」
 と雄たけびをあげてガッツポーズ。
 アンタソンナンデダイジョウブ?
 後に試合結果表で彼が1回戦で0−6、1−6で負けたのを確認し、僕は大きく頷いたのでした。

 まだまだありますがもうこの辺でやめましょう。
 断っておきますが上記のような光景を目にするのは本当に稀です。
 大抵の選手は皆、まじめに取り組んでおります。
 メインコートの試合も面白いですが練習コート見学、ぜひおススメです。
 
 ここまで読んでくれた貴方、大変お疲れ様でした。 

世界のAI・SUGIYAMA

イチロー選手が9年連続200本安打達成
今さらながらスゴイ日本人がいるもんだ・・・。
みなさんもこの勢いに乗ってスポーツの秋に突入しましょう。

9月の終わりには東レが、10月には楽天オープンが有明で開催されます。
有明会場での大会はいいですよね。
何がって選手の練習風景が見れるじゃないですか。
僕は試合を見るより、選手の練習風景を見るほうが好きなくらい。
面白いですよ。
試しにぶらりとメインコート周りの空きコートに足を運んで見ましょう。
僕が見た練習風景で印象深いのは・・・・

・・・と、この話は次回に廻すとして
今回はなんと言っても杉山愛選手の最後の雄姿となるかもしれないということです。
とうとう引退しちゃうんですねぇ・・・。
お疲れ様でした。
テニスファンとしても、プリンスラケット契約モニターとしても、心から拍手です。

自国での評価がこんなに低いトップアスリートは珍しい・・・
外国のメディア雑誌で読んだことがありますが、僕も同意見。
イチロー選手や中村選手(サッカー)と比べてもなんら見劣りすることない実績を遺した
トップアスリートですよ。
伊達選手の日本人最高ランキング4位、ウィンブルドンベスト4などの記録は
いつか次世代の日本人選手が破ることがあるかもしれませんが、
杉山選手のダブルスでのグランドスラム大会優勝回数、連続出場記録は永遠に破れない
のではないでしょうか?

世界のAI・SUGIYAMAは紛れも無く日本の誇りです。

手本と見本

暑い夏も過ぎ去った感のある今日この頃。
今日は全国レディースの県大会も行われていて
いよいよスポーツの秋到来ですね。

僕も性懲りも無く、県大会に出場希望を出しました。
思い出したように腹筋なんかしちゃっています。
よく生徒さんたちに言われるのが
「一度、コーチの試合しているところを見てみたい。」
というセリフ・・・。
うっ・・・・と詰まってしまうのが情けない。

「私たちにいつも言っていること、コーチだってできてないじゃーん。」
・・・あぁ、目に浮かぶようだ。
お手本にはなれなくても見本(サンプル)くらいにはなれるように頑張ります。
プロフィール

Author:occhitennis
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